フェニックスキッズつるのしまでは子どもたちと芋掘りをしました。
今年度のはじめに植えておいたさつまいもを収穫するのですが、まずは子どもたちにお芋がどういうものであるか知ってもらうためのお話から始めました。
0〜2歳児の子どもたちがいますが、中にはさつまいもを見るのが初めての子供もいるかもしれません。
そこで先生たちは「さつまいもって知ってる?」というお話から、ペープサート、やきいもグーチーパーを歌うなど、子どもたちが一緒に楽しめる内容のものでさつまいもがどういったものであるかを自然に伝えていきます。
より興味を持ってくれるように「うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声で芋を掘り出すことや、園のおやつで食べるスイートポテト写真を見せたりもします。
そうして皆が待ちに待った芋掘りです!
不思議そうに見つめる子や、おそるおそる触る子、何個も掘り起こして笑顔で「とれたよー!」という子など反応は様々です。
2歳児の子どもたちは経験があるからか皆勢いよく掘り起こしていました。
経験が様々な体験をより楽しく過ごすために必要なものであるのであれば、園で過ごす子どもたちにはより多くのことが体験できる環境を整えていかなければならないとイベントや行事のたびに思います。
新型コロナウイルスの世界的な流行が始まってから2度目の夏が過ぎようとしています。
感染拡大の当初から考えれば随分とコロナウイルスに対する印象は変わりました。
個人はもちろんですが感染が拡大すればするほどあらゆる共同体にダメージを与えるということが厄介な点だと考えます。
共同体へのダメージは分断を引き起こしより少ない人数もしくは個人での対処を迫られる、これが最も恐るべきことでしょう。
人は人の中でしか生きることができないという言葉もあながち嘘ではないと思わざるを得ない今この時です。
共同体としての保育園という責任を果たすだけでなく、子どもたちと過ごす時間を豊かなものにするため、少しずつですが考えていることを実現していきます。