宮崎市内はここ数日雨が降らず、久しぶりに太陽を見ることができました。
このままよい天気が続くといいなと思いながらも、徐々に高くなる気温のことを思えば雨が降るのも悪くないと思ってしまう優柔不断な今日この頃です。
宮崎駅東口園では、先生がいただいたとうもろこしの皮むきに子どもたちが挑戦しました!
挑戦したのは2歳児のクラスの子どもたちです。
はじめに先生が「これなーんだ?」と子どもたちにとうもろこしを見せると元気よく「葉っぱー!」という答えが返ってきました。
確かに、皮がついたままのとうもろこしは緑色の葉っぱですよね。
素直に対象をよく見た答えに感心してしまいました。
皮をむき始めると2歳児には力がいるようで子どもたちは苦戦していましたが、やがて黄色いとうもろこしが見えてくると「コーンだ!」と言って皆とても喜んでいました。
とうもろこしを触ってみると「つるつる」や「でこぼこ」とお友達と触感について話したり、「においがする〜」と言った声も子供達から聞こえてきました。
とうもろこしを実際に触り喜ぶ子どもたちを見ていると、視覚や触覚、嗅覚など五感がこうも呼び起こされるものなのかと改めて感じ、子どもたちにこういったものに触れる機会を増やすことができたらよいと思いました。
新型コロナウイルス等のことを考慮し、今回は子どもたちが自分でむいたとうもろこしを口にすることはできませんでしたが、給食の先生たちがお昼ご飯にコーンスープを用意してくださいました。
2歳児の子どもたちはコーンスープを見ると「コーンだ!」と、とても喜んでおりスープの中にあるコーンをフォークで探し見つけては喜んでいました。
とうもろこしの皮をむいてみるだけで食事の時間もとても楽しいものになりました。
経験というものは子どもにとても大きく影響するようです。
こういった機会を増やせるよう努めるのも我々の義務といっても過言ではないのかもしれません。